2015年 05月 15日
御岩神社1 御岩神社本殿へ
2015年5月15日
御岩神社
http://www.oiwajinja.jp/index.html
創建について(HPから抜粋)
創建は不明ですが、
当山御岩山は古来より神々が棲む聖地として崇められてきた霊山であります。文献で初めて現れるのは、713年編纂の「常陸國風土記」に「かびれの高峰(御岩山の古称)に天つ神鎮まる」と記され、考古学においても、それを裏付けるように、古代縄文人が神々を祀る祭祀遺跡等が発掘されております。
縄文時代からの聖地なんですね。

茨城県日立市にある御岩山神社に行ってきました。
去年の年末に甥から聞いていて気になっていた神社です。
山が御神体となっています。標高492m。
神社好きだけど山登りの苦手な姉の練習も兼ねて行きました。
御岩神社
主祭神
国常立尊(くにとこたちのみこと)
大国主命(おおくにぬしのみこと)
伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)
伊邪那美尊(いざなみのみこと)
他二十二柱
奥宮
かびれ神宮
御祭神
天照大神(あまてらすおおみかみ)
邇邇藝命(ににぎのみこと)
立速日男命(たちはやひをのみこと)
薩都神社中宮
御祭神
立速日男命(たちはやひをのみこと)
御岩山(かびれ山)山頂の少し戻って下がったところ(隠れて見つけにくいです)にある細長い石柱みたいなものが、立速日男命(たちはやひをのみこと)が降りたと伝わる場所だそうです。
速日男命(たちはやひをのみこと) は、厳しい神様といわれています。
東の大きな山をかびれの高峰という。ここには天つ神がおられ、名を立速日男命(たちはやひをのみこと)と申し上げ、またの名は速經和氣命(はやふわけのみこと)である。もとは天より降りられて、すぐに松沢の松の木の八俣の上にお鎮まりになられた。この神の祟りは非常に厳しく、人が向かって大小便でもしようものなら、たちまち災を下し病にならせたという。このため付近の住人は常に苦しみ困り果て、その状況をつぶさに朝廷に申し上げたところ、片岡大連(かたおかのおおむらじ)を遣わされて謹んで祈り奉り「今おられるところは、民が近くに住んでいるので、いつも不浄でございます。おられるには相応しいところではありません。どうかこの様な地からお移りになられて、高い山の清浄な場所にお鎮まりください。」と申し上げた。神はこの願いを聞き届けられ、遂にかびれの峰にお登りになられた。
御岩山はー高鈴山ー神峰山に縦走する方も多くトレッキングする方が目立ちました。
山頂の岩場は、初心者用のロッククライミング練習の場となっています。
鳥居をくぐり、社務所の隣の祓戸神社に杖が沢山置いてあります。
ストックを持ってない方は、是非借りて行かれるといいと思います。
鳥居をくぐると樹齢600年の三本杉が見えます。

楼門

龍の下には、葵の御紋が見えます。
奥宮「かびれ大神宮」は水戸藩の祈祷所だったのです。



後生車(菩提車)
中の車を上にまわすと現世の願い
下に回すと後世の願いが叶う

この時、絶不調でした。
実は、長野に行く予定を長時間の運転は無理と
前日の夜に登山が苦手な姉を説き伏せ、御岩山に変更してもらったのです
なので、無事登拝できますようにと上に回しました。
斉神社
神仏習合の名残が見られます。

大日如来像、阿弥陀如来像が祀られています。


斉神社のよこにいるのは・・。猫??



狛犬さん


本殿右に姥神様

右手奥に稲荷神社と恵比寿様と大黒様、稲荷手前に青麻神社

本殿左側に八大竜王碑

ここから表参道に入り、奥宮「かびれ大神宮」と御岩山山頂に向かいます。
本殿、正面向かって左側は表参道で、歩きやすく、
右側は裏参道で、急こう配です。
私と姉は、表参道をあるくことにしました。
*トイレは、入口鳥居横の駐車場にしかありません。
参拝目的の登山の方は、飲み水は持っていったほうがいいです。