ぐりの旅立ち

ぐりが亡くなって４日目の朝がきた。
朝、布団の中でぐずぐずしなくなった。
（ぐずぐずしているとぐりのことを考え泣けるから）
ゴマの散歩は街中にかぎる
（土手を散歩するとどっぷりぐりのことを考えて泣けるから）

・・・・16日土曜日PM:3:10・・・・
旅立ちの準備が出来たぐりと出発するため
すぐ上の姉と甥が車で迎えに来てくれた。
仕事を終えた２番目の姉を途中で拾って、斎場に向かう。

どこで荼毘に付すか悩んだ。
骨にして持って帰ってくるので
ペットの火葬もしてくれるようになった市の新しい斎場にした。
￥８000ー
ペットの方は、北口（裏門）から入る
車が着くと係の人が飛び出して来た。
公務員（？）ではないと思う。すごい丁寧腰が低い。
待ち合い室に通されて書類を書き、最後のお別れをした。

待っている間、いろんな話をしていた。
天国いったら先代のミーちゃんと会っている話とか、
どうでもいい話で盛り上がった


３０分位たつとぐりは骨になっていた。
大きな頭のぐりだからりんご位の大きさかとおもっていたらミカンくらいだった。

小さい小さい骨で、少ない。
180℃の高温で焼くので綺麗に焼けちゃうらしい。

骨の量を見て骨つぼを売店に買いに行く。
ぎゅうぎゅう押し込めば、ちいさいのでも入るけど、
骨がバラバラにくだけるので１つ上の大きさにすることに。

種類は、
白い無地。
チューリップの花柄。
猫の顔がデザインされたもの。
チューリップがかわいかったけど外側の袋がないので、猫の顔のにした。
￥４０００ー


歯を２個別にして、骨つぼに入れた。


３番目の姉が、コミック本　須藤真澄「長い長いさんぽ」と
新井満のCD「千の風になって」を置いて行った。

「長い長いさんぽ」を読んだ。
悲しくなかった。
ただ、１６年ゆずちゃんと一緒に過ごせた須藤さんがうらやましかった。
同じようなことをしている。
みんな考える事は一緒なのかもしれない。


「千の風になって」も泣けなかった。
ちがう違う歌の同じフレーズばかり口ずさんでいる。

みんなとっても静かです。
うずらは、虎豆と別れた時みたいになっている。

シロップは、どきどき訴えるように鳴き始める

麦だけは天真爛漫
こんな時に子猫がいると助かる


いつもありがとう